【報告】
ノーベル平和賞授賞式に千葉YMCA会員が同行
ノーベル平和賞の授賞式が日本時間の12月10日夜、ノルウェーの首都オスロで行われました。
授賞団体である日本被団協と働きを共にする「千葉県原爆被爆者友愛会」から、
同団体の事務局長として活動している千葉YMCA会員の青木清子さんがご夫妻でオスロに同行しました。
授賞式のあと行われたパレードは、被爆者や被爆2世の方々によるもので、平和を願って行進しました。
日本YMCA同盟 :被団協とともに78年の歩み~広島YMCA~>ココから
1938年、広島市の中心部に設立された広島YMCAは、少なからぬ会員が戦災に遭ったこともあり、戦後直後から被爆者の手記をまとめるなど平和活動に力を入れてきました。被爆10年後、12歳で原爆症の白血病で亡くなり「原爆の子の像」のモデルとなった佐々木禎子さんもYMCAに通う子どもの一人でした。原爆で亡くなった子ども達のために慰霊碑の建立活動を始めたのもYMCAの会員・関係者たちです。こうした活動の中で広島YMCAは、被爆された方々を含む多くの市民が集まる場所となり、1956年、ここで被団協が設立されたのでした。